シールド効果

研究・開発
市場に出ている電磁波を防ぐといわれている繊維商品のほとんどは、織物に金属メッキを施したり、金属繊維や有機繊維(毛や綿など)に銅やニッケルをメッキした金属メッキ繊維を使っているものです。
織物に金属メッキを施したものは、メッキによりたて糸とよこ糸の交点が接着されるため伸縮性が乏しく、さらに着用等により交点が摩擦されるとメッキが損傷を受けやすくシールド効果が低下しやすいという欠点があります。
金属繊維を使ったものは、金属繊維の比重が通常の繊維に比べ大きいので、製品が重くなり伸縮性や柔軟性に欠けるという問題がありました。

電磁波シールドニットの効果
当社では長野県情報技術試験場と共同で、特殊の金属メッキ繊維(Sauquit Industries Inc.,製銀メッキナイロンフィラメント糸)をニット用素材と交編して電磁波(電場)をシールドするニット製品の製法を開発し、金属メッキ繊維のもうひとつの特徴である「抗菌性」を加えて長野県知事と共有で「抗菌・電磁波シールドニット製品」特許申請しました。(特許申請公開番号 特開平8-176962)尚、この銀メッキ繊維をニット製品として使用できるのは国内では当社のみとなっております。
商品化した編地での検査結果は下表の通りです。

編地の検査結果
‐20db(デシベル)では電磁波を90%、‐40dbでは99%カットする事を意味しています。OA機器から発生する周波数は300MHz(メガヘルツ)以下なので90%以上のシールド性があることが判ります。

洗濯実験の結果
静電気を防止する性質があるので、直接肌に触れない着用なら、洗濯回数は少なくて済みますが、20回の洗濯でも90%以上のシールド効果が維持されます。

 洗濯実験の結果